インプラント治療について
インプラント治療は歯がないところにチタン製の人工歯根を埋め、その上に人工の歯をかぶせることで機能を回復する自費診療です。
インプラント治療は、体にとって異物なので、長期に渡って安定的に機能するためにはしっかりと した診断のもと、慎重な治療計画を立案する必要があります。
安全にインプラント治療を行うためには以下の4つのポイントが必要です。
信頼できるインプラントメーカーの選択
安全に安心して受けていただくためにも、信頼できる実績と歴史を持ったスイス製/日本製のインプラントメーカーのインプラントを使用します。
歯科用CTを用いた治療計画・計画通りの角度と深さにインプラントを埋入すること
CTデータと連携したシミュレーションソフトにより、念密な治療計画を立てます。インプラント 治療では顎の骨に専用のドリルで穴を開けてインプラントを埋入します。
この時に計画通りの角度と深さにインプラントを埋入することが大切です。
当院ではドリルの角度と深さを固定するために患者さん一人一人のデジタルデータから作成したガイドと呼ばれるマウスピースを作成し、計画通りの治療を実現し安全性の高いインプラント治療を行います。
定期的なメンテナンス(自費診療)
インプラント治療はその後のメンテナンスが一番重要です。
インプラントをより長く機能させ、患者さんの生活をより豊かにするために、当院でインプラント治療を受けた患者さんには状況に応じて3ヶ月から6ヶ月ごとにメインテナンス(自費診療)を受けていただいています。
大変申し訳ございませんが、上記についてご同意いただけない患者様に対して、当院ではインプラント治療を提供しておりませんので、予めご了承ください。
安心の長期保証
当院のインプラント治療は、患者様が安心して治療を受ける事が出来るよう、万が一の状況にも対応できるガイドデントと呼ばれる第三者機関による保証制度がございます。
インプラント治療のメリット/デメリットとリスク
メリット
インプラント治療の強みは、義歯をしっかり固定できることです。
インプラント治療では、残っている歯を削ったり、残っている歯に義歯を安定させるための装置を付けたりしません。残っている歯の負担が少ないをことも、インプラント治療の利点です。
- しっかりと強く噛める
- 左右でバランスよく噛める
- 取り外す面倒がない
- 自分の歯にかかる負担が減って長持ちする
- 歯ごたえある食物の食感が楽しめる
- 隣の歯を削る必要がない
- 発音が安定して会話を楽しめる
- インプラントはむし歯にならない
デメリットとリスク
インプラント治療は治療期間が長め、治療費が高額といったデメリットがあります。また、インプラントは骨と強くつきますが、粘膜とはあまり強くつかないため、天然の歯に比べ感染に弱いことも欠点です。
さらに、インプラントをしたい場所に骨が十分ないと、治療が難しくなることも欠点です。
- 噛む感覚が自分の歯と違う
- 治療期間が比較的長い
- 食べ物が詰まりやすくなることがある
- 外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
- お手入れ次第で感染することがある
- 治療費が比較的高額
インプラント治療の費用について
※金額は全て税込表記となります。
項目 | 金額 |
---|---|
◆診査・診断 | |
インプラント相談料 | ¥11,000 |
血液検査料 | ¥11,000 |
X線検査料 | ¥5,500 |
CT検査料 | ¥16,500 |
◆インプラント手術 | |
インプラント埋入手術 | ¥220,000 |
サージカルガイド(インプラント1本分 片顎) | ¥60,500 |
サージカルガイド(インプラント1本追加あたり) | ¥11,000 |
上顎洞底拳上術 片側あたり | ¥165,000 |
歯槽堤増堤術 | ¥55,000 |
歯肉形成術(FGG,CTG) | ¥27,500 |
インプラント2次手術 | ¥11,000 |
カスタムアバットメント | ¥27,500 |
◆上部構造補綴 | |
仮歯 | ¥11,000 |
上部構造(最終の被せ物) | ¥110,000 |
◆その他(メンテナンスにかかわるもの) | |
歯科医師による咬合や清掃のチェック(3-6ヶ月毎) | ¥5,500 |
歯科医師衛生士によるPMTCを含むメンテナンス(3-6ヶ月毎) |